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社会人4年目のめも帳

ITの知識なんてまったくない女の子が、外資系IT企業で”一流”の営業になるまでの記録

【読書メモ】社会人4年目の本棚:「 時宜に適って、人は人に巡り合い、金の言葉に出逢う。」

 美術家、篠田桃紅さんの『一〇三歳になってわかったこと』を読みました。

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い

一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い

 

 

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つづられる日本語は美しく、

そして内容は押しつけがましくなく。

 

読んでいて、「わたしはわたし。自然体でいこう」

と思えた1冊でした。

 

特にタイトルに引用した一文が好き。

 

 

 

人の領域ではないことに、思いをめぐらせても真理に近づくことはできません。それなら私は一切を考えず、毎日を自然体で生きるように心がけるだけです。

 

 

歳をとるということは、クリエイトするということです。作品をつくるよりずっと大変です。

 

「いつ死んでもいい」と自分自身に言い聞かせているだけで、生きているかぎり人生は未完だと思います。

 

 元来、人は、食べ過ぎてもいけないし、少な過ぎるのもいけない。飲み過ぎるのもよくないけれど、長生きしたいからと言って、我慢してやめるのでは生きている甲斐がありません。働き過ぎるのはよくないし、なにもせずにゴロゴロしているのも良くない。なんでもいい加減に調整するのがいいのです。

 

人は、説明を頼りになにかを見ていると、永遠に説明を頼りに見るようになってしまいます。たとえば、それが絵であれば、絵の鑑賞の幅を自ら狭めていることになります。

 

受け入れられるか、認められるかよりも行動したことに意義がある。

 

無駄にこそ、次のなにかが兆しています。用を足しているときは、目的を遂行することに気をとらわれていますから、兆しには気がつかないものです。

 

これくらいが自分の人生にちょうどよかったかもしれないと、満足することのできる人が、幸せになれるのだろうと思います。

 

養分をいかに吸収し、形成するかはその人次第です。私は、自分の根が作り出す、かたちや線を可視のものにして見たい、と思いました。

 

考えてみれば、人と人との関係においても、真正面から向かい合うこともあれば、相手の背中を見ていることも、横から見ていることもあります。味方を変えれば、新しい発見があるかもしれません。

  

 時宜に適って、人は人に巡り合い、金の言葉に出逢う。

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めも。